熊本で演奏します

ご案内チラシ

左記の通り、熊本市内にて演奏ライブを行います。お近くお方、ご都合がつきましたら是非おいで下さい。

演 奏 耳なし芳一
と き 11月19日19時開始
ところ グルメパブもとみや 熊本市中央区黒髪
料 金 投げ銭※ワンドリンク以上ご注文ください。
問合せ 080-8951-7424(もとみや)

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水藤錦穣の盲目景清

源平の合戦でその勇猛果敢さから悪七兵衞と謳われた平家方の武将藤原景清は、平家滅亡後の世を見かね自らの眼をえぐり盲目の流人となります。世捨て人となった父景清を訪ねる愛娘人丸(ひとまる)、景清は人丸にかつての武勇伝を語り始めるのでした。 

盲目景清(めしいかげきよ)は、宗家水藤錦穣が最晩年に取り組んでいた大曲です。録音は昭和48年1月。冒頭で錦穣先生が言っていますが途中から内弟子の新部櫻水と藤波櫻華が助演に加わり豪華な掛け合い合奏になります。同年4月に先生が亡くなりますので実質ほぼ最期の演奏といえる貴重な録音です。

[音源 盲目景清] 昭和48年1月10日 三越劇場 琵琶楽協会新春名流大会

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岩﨑玄龍 かげきな演芸会

まだ先のお話しですが、錦心流岩﨑玄龍先生の会に出演致します。
大分ユニークな舞台になりそうです、よろしければおいで下さい。

玄龍作品公演 かげきな演芸会
と き:9月29日−30日(土・日)
    13時開場/13時30分開演
ところ:せんがわ劇場(京王線仙川駅南口徒歩2分) 
料 金:各日5000円(両日通し券8000円)
主催・お問い合わせ 玄龍事務所
※ご予約、お問い合わせなどは下記チラシをご覧下さい。

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琵琶村モンマルト もののふの群像

9月23日に1年半ぶりの五流派共演、今回は会場を日本橋に移しての第二回公演です。
皆様どうかお誘い合わせの上ご来場下さい。私は錦心流関汪水師と大高源吾を演じます。

琵琶語り もののふの群像
とき  9月23日(日曜) 13時開場/13時半開演
ところ 日本橋社会教育会館 8階ホール
木戸銭 前売 ¥3,000 / 当日 ¥3,500 全席自由

プロクラム
1薩摩正派  川中島
2鶴田流   本能寺
3錦琵琶   大高源吾
 休憩
4鶴田流   標なき道
5筑前琵琶  若き敦盛
6掛け合い  義経

出演
鶴田流    田中之雄
鶴田流    榎本百香
錦心流    関汪水
錦琵琶    藤波白林
筑前琵琶   平野旭鶴
薩摩正派   徳將城
ナレーション 山口由里子

お問い合わせ・チケット購入
琵琶村モンマルト事務局 ※チラシをご参照下さい

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[小説 びわ師錦穣 ] 第二話 大家族

連続小説 びわ師錦穣

第二話 大家族                 作 藤波白林

 中村の家は吾妻橋のたもと、大きなビール工場の横にある長屋に年老いた祖母を筆頭に夫婦、兄弟姉妹十一人の総勢14人で住んでいた。それを勤め人の父がが養っている。温和だけが取り柄の父親一人の双肩で支えきれるわけもなく、母親のくらが近所の大家に代わり家賃の集金や貸家の売り買いという才覚を利かしてなんとか帳尻を合わせていた。不幸にして冨美の下の妹三人が次々と病や事故で夭折したが、それでもなお一家は大家族であることに変わりなかった。炊事洗濯は長女の仕事、家事全般は他の兄弟姉妹が分担する。 Continue reading

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秋田で公演します

まだもう少し先なのですが、秋田で催される錦心流の会に親子掛け合いで出演します。
お近くでご興味のある方は是非おいで下さい。

第九回 錦心流琵琶演奏会
とき  8月18日(土) 13時開演
ところ 秋田市民文化会館小ホール  018−865−1191
入場無料

  

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[小説 びわ師錦穣 ] 第一話 夜空に咲く華

第一話 夜空に咲く華                 作 藤波白林

 ここは本所の吾妻橋。大正四年の川開きの夕暮れ、近くに住む中村夫婦は幼い子供を祖母に預け、残る年上の兄弟姉妹を引き連れて両国の花火見物に出かけた。
 道ゆく数多の見物客、雑踏にのまれて歩く隅田の川端はさても黒山の人集り。見渡す限り川を埋め尽くす屋形舟で水面も見えないくらいである。
 四女の冨美は今年数えで四つ。生まれて直ぐに先帝陛下がお隠れになったので今日は喪が明けて初めて観る花火大会、冨美は母の浴衣の袖をぎゅっと掴んだまま時折空を見上げては黙って頷いていた。 Continue reading

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邦楽大河小説「びわ師錦穣」新連載のご挨拶

チャイナ服姿の水藤錦穣 (昭和40年頃)

近代琵琶人の中でおよそ水藤錦穣ほど、有名でありながらその実、謎に包まれている人物はいないでしょう。明治末の琵琶楽全盛時代に生まれ、早世した琵琶界の巨匠永田錦心に新楽器錦を託されながら紆余曲折の後独立、五柱五絃という琵琶スタイルを確立し一時は約8千に届く門人を抱え、また100とも200とも言われる楽曲を遺するも舞台演奏中に脳出血で倒れるという悲劇からはや45年が過ぎ、今やその流風、業績の多くが耳にされることもなく現在に至ります。しかしその数奇な運命、出会いと別れ、十四-五の少女が歩んだ道のりは琵琶界で一番劇的な一幕でもありましょう。小説を通して彼女が琵琶にかけた青春、怒涛の生涯を皆さんのご記憶に留めていただけたら幸いです。

さて、その生い立ちから終戦までを自身を語り部として第1部、母の藤波が内弟子になる前後から三越劇場運命の舞台までを第2部としてドラマを書き出そうと思います。我が拙き筆でどこまで描けるものやら、先の琵琶読本等連載以上に不定期になると思いますが、その点どうかご理解頂きたくまずは[第1部 藤の実より]、連載開始のご挨拶とさせていただきます。

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水藤錦穣の本能寺

琵琶歌の本能寺は錦心流の代表曲、錦心流宗家の永田錦心師存命中から既に絶大な人気曲です。当時錦心流の女流として活躍していた錦穣(玉水)も多分に洩れず舞台で何度も演奏していました。当時錦心宗家ほか大勢の方の録音が存在しますが錦穣は錦独立後の早い時期からオリジナルの小田錦蛙作詞に手を加え(実際は大幅な短縮)田中涛外作詞(改作?)のクレジットで昭和8年にSPレコードに吹き込んでいます。しかし戦後新たに錦として録音されることはありませんでした*。この録音は半世紀以上前に民放ラジオで放送されたものです、10分と更に短くなっていますが貴重な音源です。
*)錦琵琶都派の都錦穂師版の本能寺はCDがある。

[音源 -本能寺- 水藤錦穣] 昭和39年 民放ラジオより

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錦琵琶 技術資料その2 柱の話

今はすべて数字に置き換えられていますが発表当初、錦琵琶の柱の名称(寿と言った)は天神側から櫻、菊、梅、竹、松とすべて樹木の名前が付けられていました。最初の柱が櫻なのは永田錦心宗家の決めた櫻号にちなんでのことです。 Continue reading

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