[1961]琵琶変遷史(抜粋)

[琵琶変遷史]は、昭和36年に発刊された現代琵琶人大鑑(非売品)の附録として発行されたものです、執筆者は新田成章氏。水号者(錦心流)でもある植村寞水氏が社主を務める出版社の京絃社より刊行、一部の関係者にのみ配布されました。変遷史はそれ以前の資料を基にしている部分もあり、他の資料と記述が重複している部分もあります。ここでは第四節薩摩琵琶と、第五節筑前琵琶の項のみを抜粋しています。

第四節 薩摩琵琶
その1
・島津忠良と長寿院
・士風琵琶と町風琵琶
・薩摩琵琶の名手 その系譜

その2
・薩摩琵琶の普及
・琵琶会組織
・永田錦心
・薩摩正派
・吉村岳城
・その他の会派

第五説 筑前琵琶
その1
・筑前琵琶のはじめ
・橘智定(旭翁)
・吉田竹子

その2
・智定(旭翁)の上京
・水干装束と雅号
・後継者
・橘会ほか新たなる流れ
・吉田流その後と高峰筑風
・而して

※各項の見出しは編者が付けたものです。

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